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AIで作るSEO記事を外注するときの品質チェック|人が確認すべき7つのポイント

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監修・執筆スリーシックス株式会社

この記事の要点

AI記事の外注はできますが、公開前の品質確認は人が行う必要があります。数字・固有名詞・料金・法令を優先して見る7つのポイントと、担当表、外注先への質問10個を紹介します。

AI記事の外注は可能です。ただし公開前の品質確認は人が行う必要があります。特に「数字や料金などの事実」「自社の方針との一致」「断定や効果の表現」の3つは、人の目で見ましょう。

AI記事の外注で品質を確認するときは、誤字探しよりも先に見る場所があります。この記事では、発注側が公開前に見るべき7つのポイントを紹介します。担当表、チェックリスト、外注先に聞く質問10個も載せました。

AIで作ったSEO記事は、Googleで不利になるのか

AIで作ったというだけでGoogleの検索で不利になることはありません。見られるのは作り方ではなく、記事の品質と読者にとっての価値です。

2023年2月8日に示された考え方では、制作方法を問わず、E-E-A-Tを満たす独自で質の高い内容を評価するとされています。E-E-A-Tとは、「経験」「専門性」「権威性」「信頼性」の4つを指す、内容の信頼度を測る考え方です。

問題になるのは「目的」と「価値のなさ」

一方で、次の2つは問題になります。

  • 検索順位を操作することが主な目的で、AIなどの自動化で記事を作ること
  • 読者への価値を足さずに、大量のページを作ること

前者はスパムの扱いです。後者は「大量生成されたコンテンツの不正使用」にあたるおそれがあります。つまり、AIを使うこと自体ではなく、使い方が問われます。

見出しや説明文も確認の対象です

自動で作る場合は、正確性・品質・関連性を優先するよう求められています。対象は本文だけではありません。title要素、メタディスクリプション、構造化データ、画像の代替テキストなど、検索結果に出る情報も含まれます。納品物にこれらが含まれる場合は、本文と同じ基準で確認しましょう。

整理すると次のとおりです

見方問題になりにくい問題になりやすい
目的読者の疑問に答える順位を上げることだけが目的
内容自社の経験や事例があるどこにでもある情報の寄せ集め
量確認できる本数で公開する確認せずに大量に公開する
正確さ一次情報で照合している数字や出典が確認されていない

Googleの考え方は更新されることがあります。依頼の前と公開前に、最新の公式情報を一度確認しましょう。

つまり、外注先がAIを使っているかどうかは気にしすぎなくて構いません。見るべきは「人がどこまで確認しているか」です。

外注で起こりやすい3つのリスク

AI記事の外注で起こりやすい問題は、「事実の誤り」「自社の実態とのズレ」「断定表現や権利面の問題」の3つです。どれも、納品物をさっと読むだけでは見つけにくい問題です。

リスク1:事実の誤り(ハルシネーション)

ハルシネーションとは、AIがもっともらしい誤りを事実のように書いてしまう現象です。文章が自然なので素人には誤りが見えません。

起こりやすいのは次の場所です。

  • 数字や割合
  • 日付や期間
  • 法律や制度の説明
  • 実在しない出典や、少し違う社名・サービス名

リスク2:自社の実態とのズレ

外注先は貴社の中身を詳しく知っているわけではありません。AIはそれ以上に知っている情報は限られます。そのため、料金が古いまま載る、やっていない対応範囲が書かれるといったズレが起きます。

これは外注先のミスとは限りません。最初に自社の情報を渡していないことが原因になる場合が多いです。

リスク3:断定表現と権利面の問題

「必ず成果が出る」のような強い言葉はAIが好んで使いがちです。医療や法律、お金の分野では、法令や広告のルールに触れるおそれがあります。

また、他サイトの文章に近い表現や、出どころの分からない画像が混ざる場合もあります。公開後に気づくと、修正の手間も信用の傷も大きくなるため注意が必要です。

公開前に人が確認すべき7つのポイント

確認の優先順位は、誤字よりも「数値・固有名詞・料金・法令」の記述です。誤字は読者が気づいても許されることがあります。料金の誤りは、問い合わせやトラブルに直結します。

7つのポイントは、3つのグループに分けると整理しやすくなります。

グループ対応するポイント見る目的
事実確認①②⑦誤りや権利の問題がないか
自社方針との一致③⑥自社の実態と合っているか
注意が必要な表現④⑤断定や誇大な表現がないか

各ポイントは「何を見るか」「なぜ必要か」「確認の仕方」「外注先に任せてよい範囲」の順で説明します。

① 数字・日付・料金・制度を一次情報で確認する

  • 何を見るか:数字、割合、日付、期間、料金、プラン、法律や制度の説明です。
  • なぜ必要か:AIが作った数字は、根拠がないことがあります。
  • 確認の仕方:官公庁や企業の公式ページなど、元の情報にあたって照合します。基準日(たとえば「2026年7月時点」)を本文に書き、確認したURLと確認日を記録しましょう。
  • 任せてよい範囲:一次情報のURLを添付する作業は、外注先に任せられます。自社の料金や条件は、発注側が確認します。

② 固有名詞と出典を確認する

  • 何を見るか:人名、社名、サービス名、引用や統計の出典です。
  • なぜ必要か:実在しない出典や、名称の違う社名が混ざることがあります。
  • 確認の仕方:出典のURLを開き、書かれている内容が本文と合っているかを見ます。リンクが開けないものは、使わない判断も必要です。
  • 任せてよい範囲:出典の一覧づくりは外注先に任せられます。重要な固有名詞は、自社の担当者も目で確認しましょう。

③ 自社の実績・サービス内容と合っているか確認する

  • 何を見るか:実績、料金、対応エリア、対応範囲、営業時間です。
  • なぜ必要か:外注先は、御社の最新の状況を知らないからです。
  • 確認の仕方:自社の情報と並べて照合します。特に「やっていないこと」が書かれていないかを見ましょう。
  • 任せてよい範囲:この確認は、発注側の仕事です。外注先には任せきれません。

スリーシックス株式会社の実務では、依頼の最初に「自社の方針シート」を作ることを勧めています。方針シートとは、自社の実績・料金・対応範囲・使ってよい表現と使わない表現を1枚にまとめた資料です。これを最初に渡すだけで、確認の手間は大きく減ります。

④ 断定表現・効果を約束する表現がないか確認する

  • 何を見るか:「確実に」「どんな人にも」「満足度が高い」のような強い言葉です。
  • なぜ必要か:根拠のない断定は、読者の信頼を下げます。誇大な広告にあたるおそれもあります。
  • 確認の仕方:記事を読み、根拠を示せない言い切りに印を付けます。
  • 任せてよい範囲:自社の禁止表現を渡しておけば、外注先が一次チェックできます。最終の判断は発注側です。

⑤ 医療・法律・お金の分野は表現を特に慎重に確認する

  • 何を見るか:効果、結果、体験談、比較、リスクの書き方です。
  • なぜ必要か:分野ごとに、広告や表示のルールがあるためです。
  • 確認の仕方:次の表を目安に、NG例になっていないかを見ます。
  • 任せてよい範囲:専門家や責任者の確認は、必ず発注側で行います。
分野NG例OK例
医療「この治療で治ります」「患者満足度の高い医院です」「治療の内容・費用・主なリスクを説明します」
法律「任せれば安心です」「勝訴できます」「取り扱い分野と相談の流れを説明します」
お金「元本割れしません」「確実に増えます」「手数料と価格変動のリスクを併記します」

医療機関のサイトは、医療広告ガイドラインの対象です。体験談や効果の書き方には、制限があります。具体的に何が可能かは、最新の公式資料で確認しましょう。診療内容・効果・料金・実績の記述は、院長や事務長が必ず目を通す箇所として決めておくと安全です。

⑥ 読者の疑問に答え、自社の経験が入っているか確認する

  • 何を見るか:検索した人の疑問に、結論から答えているかです。自社の事例、担当者の見解、写真などが入っているかも見ます。
  • なぜ必要か:どこにでもある内容では、価値を足したことになりません。E-E-A-Tの「経験」も、ここで補います。
  • 確認の仕方:記事を読み、「これは自社でなくても書ける」と感じる段落に印を付けます。そこに自社の話を足しましょう。
  • 任せてよい範囲:素材の聞き取りは外注先に任せられます。経験そのものは、発注側にしかありません。

⑦ コピペ・画像・引用など権利面を確認する

  • 何を見るか:他サイトに似た文章、画像の出どころ、引用の書き方です。
  • なぜ必要か:権利の問題は、公開後に発覚すると対応が重くなります。
  • 確認の仕方:外注先にコピペチェックの結果を出してもらいます。画像は、どこで入手したか、使ってよい条件かを確認しましょう。
  • 任せてよい範囲:チェックの実施は外注先です。権利が誰に帰属するかは、契約書で発注側が確認します。

担当表と検収チェックリスト

確認は、外注先と発注側で分担します。責任の線引きを先に決めておくと、「誰も見ていなかった」という事態を防げます。

担当表

作業外注先発注側共同で決める
下書きの作成○
一次情報の添付・確認日の記録○
コピペチェック○
自社情報(料金・実績・対応範囲)の確認○
禁止表現・方針の提示○
医療・法律・お金の表現の最終判断○
記事に入れる自社の経験・事例○○
公開の可否○
公開後の誤りの修正○○○

ファクトチェックの責任は、発注側にも残ります。外注したから任せきりでよい、という考え方は危険です。

検収チェックリスト

次の表を印刷して、記事ごとに使いましょう。上から順に見ます。

優先確認項目確認
高数字・割合に、一次情報のURLがある□
高日付・期間に、基準日が書かれている□
高料金・プランが自社の最新情報と同じ□
高法律・制度の説明が、公式情報と合っている□
高社名・サービス名・人名が正しい□
高「確実」「どんな人にも」などの断定がない□
高医療・法律・お金の表現に、NG例がない□
中自社の実績や対応範囲が、実態と合っている□
中自社の経験や事例が入っている□
中結論が冒頭にあり、読者の疑問に答えている□
中画像の出どころと使用条件が分かる□
低誤字・表記ゆれがない□

所要時間の目安と、誤りが見つかったとき

確認作業は、事実確認と自社情報の追加に絞ると、1本30分前後で終えやすいといわれています。これはあくまで目安です。医療や法律の記事は、責任者の確認が加わるため、もう少し時間がかかります。

公開後に誤りが見つかった場合は、対応を契約で決めておきましょう。決めておくのは次の3つです。

  • 誰が修正するか
  • 何日以内に直すか
  • 修正が回数の上限に含まれるか

外注先に聞く質問10個

外注先を選ぶときは、「人が確認します」という言葉の中身を聞きましょう。次の10個を、見積もりの前に質問してください。

  1. ファクトチェックは、執筆とは別の担当者が行いますか。
  2. AIはどの工程で使い、どこから人が書きますか。
  3. 出典を、本文や納品物に載せますか。
  4. 数字や日付に、一次情報のURLと確認日を添付してもらえますか。
  5. 修正は何回まで、どの範囲まで対応しますか。
  6. 納品後に誤りが見つかったとき、いつまでに誰が直しますか。
  7. 著作権などの権利の帰属は、書面で決めますか。
  8. コピペチェックや、画像の出どころの確認は、どう行いますか。
  9. 自社の方針や禁止表現を、どう反映してもらえますか。
  10. 効果測定では、何を報告してもらえますか。

費用は「ファクトチェック込みか」で比べる

費用は、本数、分野、確認の深さで変わります。金額だけで比べるのは危険です。

見るべきは、見積もりにファクトチェックが含まれているかです。含まれていない場合は、確認の作業が発注側に回ります。安く見えても、社内の負担が増えることがあります。

LUMIRAIの確認フロー例と、公開後の見方

LUMIRAI(ルミライ)は、スリーシックス株式会社が運営するAIホームページ制作・SEO/LLMO対策サービスです。月8本のSEO/LLMO記事を、人が確認して公開します。

LLMOとは、ChatGPTなどのAIの回答に、自社を紹介してもらうための対策です。詳しくはLLMO対策とは?ChatGPTなどのAIに自社を紹介してもらう方法で説明しています。

確認フローの例

下の表は、発注側の目線で並べた工程の例です。実際の工程と担当は、ご相談の際に説明します。

順番工程主な内容担当の例
1方針の共有実績・料金・対応範囲・禁止表現を渡す発注側
2企画読者の疑問と、記事の見出しを決める共同
3下書きAIで下書きを作る制作側
4人による確認数字・固有名詞・出典を一次情報で照合する制作側
5方針との照合自社の方針や、注意表現を確認する制作側と発注側
6責任者の確認医療や法律などの表現を最終確認する発注側
7公開公開日と、情報の基準日を入れる制作側
8測定と更新表示回数とクリックを見て、見直す共同

AIは下書きを作り事実確認と最終の判断は人が行います。この役割分担が品質の土台となります。

AI検索に引用されやすくする書き方

AI検索に取り上げられやすい記事には共通点があります。結論を冒頭に書くこと、出典を明示すること、日付を入れることの3つです。これは読者にとっても読みやすい書き方です。

月8本の負担を考える

月8本は週2本のペースです。確認を1本30分とすると、単純計算で月4時間前後になります。ただし、最初の方針シートづくりには別に時間がかかります。医療や法律の分野では責任者の確認時間も見込みましょう。

公開後はSearch Consoleで30日見る

Search Consoleとは、Googleが無料で提供する、検索での表示状況を確認できるツールです。公開後は、表示回数とクリック数の推移を30日ほど見て、続けるかどうかを判断します。

見直しの順は次のとおりです。

  1. 表示回数が少ない記事は、見出しや冒頭の答えを見直す
  2. 表示されてもクリックが少ない記事は、タイトルを見直す
  3. 古くなった料金や制度は、確認日とあわせて更新する

更新したときは、確認日を記録しましょう。次回の確認が楽になります。

AI記事の外注を始める前に、自社サイトの現状を知りたい場合は、無料のAI Web診断をご利用ください。社内の体制づくりから相談したい場合は、AI活用・業務効率化支援をご覧ください。

まとめ

AI記事の外注では品質確認の中身で差が出ます。要点は次の3つです。

  • Googleは、AIで作ったかどうかではなく、品質と読者への価値を見ます。順位操作が目的の大量生成は避けましょう。
  • 検収は、誤字よりも「数値・固有名詞・料金・法令」を先に確認します。事実、自社方針、注意表現の3つに分けて見ると整理できます。
  • 担当表で責任を決め、外注先には10個の質問で確認の中身を聞きます。公開後は30日、Search Consoleで見直しましょう。

スリーシックス株式会社では、AI記事の進め方や、依頼先の比較についてのご相談を受け付けています。まずは無料のAI Web診断から、お気軽にお試しください。

参考にした情報

よくある質問

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AIで作ったこと自体は、ペナルティの理由になりません。Googleは作り方を問わず、品質と読者への価値を見ます。ただし順位操作が主な目的の自動生成や、価値を足さない大量生成は、スパムにあたるおそれがあります。

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使っているかどうかより、人がどこまで確認しているかを聞きましょう。ファクトチェックの担当者、出典の載せ方、修正の範囲を質問すると、確認の中身が分かります。

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数字、固有名詞、料金、法令の記述です。誤字よりも先に確認しましょう。あわせて「確実に」などの断定表現と、自社の実績や対応範囲が実態と合っているかも見ます。

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下書きにAIを使うことはできます。ただし効果、結果、体験談などの表現は、院長や有資格者が必ず確認してください。医療広告ガイドラインなど、分野ごとのルールを最新の公式資料で確かめることも大切です。

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すぐに記事を修正し、確認日を更新します。誰がいつまでに直すかは、契約の段階で決めておくと安心です。修正が回数の上限に含まれるかも、事前に確認しましょう。

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